ダイジェスト・ムービー(3min.)
ココは東京有名市立の小学校教室。新任の教師が、学習発表会(学芸会)の出し物を決めている。物語に教訓性を求め、選んだ題材はイソップ物語。
「“蟻とキリギリス”はどうかな?」提案するも、子どもたちにいいように翻弄されている。
一方では。女が読書をしている。イソップ物語の“蟻とキリギリス”だ。
「働くもの食うべからず。...か。私も働かなきゃ。」
遥か過去の時代。哲学者クサントゥスの奴隷であったイソップは、聾唖者という事もあり、クサントゥスから執拗に罵倒される日々を過ごしていた。
ある日、道に迷った女巡礼に無償の施しをするイソップ。その心根に、女巡礼が大地の神イシスに祈りを捧げた結果、聴く事、見る事、話す能力を取り戻す。
イソップに対して、過去の行いが露見される事を恐れたクサントゥスは、イソップが誰とも接触せぬよう、自分の庭番を命じる。
再び現代。教師や、読書をしていた女を通して、イソップが生きた時代と物語、現代社会をシンクロさせながら物語は進んで行く。
イソップの伝えようとしていた事とは、何だったのだろうか...。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|