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typical (ティピカル)
2001’3/30〜4/3 at西新宿 白萩ホール
〈作・演出〉  富永圭一
〈キャスト〉  明石桃子  アベレイコ  石川千鈴  おおさわじゅんこ  小川峰貴子  神谷光紀
        木村淳  佐藤理恵  サラ  柴田親紀  地引茉李  曽根暁子  たにざわすみえ
        中村至  服部敬子  ひび寿子  牧野陽一  町田宗晴  みぐめぐみ  ミハル  
         森本森  山田純  リナ


粗筋はねぇ...

初めての外注チラシ。
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 主宰の今思えば

 一作目がとりあえずのところ何とかなったので、大風呂敷を広げることにしました。スタッフ&役者含め、総勢52名での群集劇です。公演回数も前回の2倍以上です。

 OPuSという名を付けた時に、一作一作違う作風で、というものもあったので、うって変わって、手塚治虫先生の作品(ちなみにアンケートで何の作品か?という質問に正解はゼロでした)をモチーフに使い、「ピラミッドが公共事業だった」というTV番組から着想を得ました。

 前作は75分の芝居で、劇中流れる時間も75分間ですが、この作品では何十年という時が流れ、逆行します。また、全編に音楽が一部の隙も無く使われています。

 そして、私の嫌いなタイプの演劇の一つ、テーマがセリフになっている、というものを意識的に排除した作品でもあります。
某国王の座をめざす若者フーク。

悪魔と契約したため、
その地位と引き換えに第一子を失う事になる。

不具の子として生まれた王子は、
科学者の部下の手により人造手術を受け、ひっそりと育てられる。

王の座についたものの、国は乱れ再び悪魔と契約した王は、
第二王女を“王子”として発表。

運命に翻弄される、王子と王女。

悪魔の手により、再び巡り会うが...


といった、お話。
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 あんときゃあ、大変(ミハル)

オパス始まって以来、トータルで23人登場!という、いちばん出演者が多かった舞台だったのだ。
それでも、本役以外で民衆を演じてもらったりする人も多く、場面転換や、出入りが激しかったな〜。
登場人物をおおまかに分けて、王族と民衆があり、衣装の全体的な色や、装飾品や、小道具など、あまりに多すぎて、ポラロイド写真を撮って確認したりしたっけ。
チラシもデザイナーの人にお願いしたり、劇中に殺陣があったり、初めてな事も多かったけど、楽しかったなー。
ほとんど、勢いで乗り切った!って印象の公演でした。